2026年1月7日 更新!
エコキュートとは?2026年最新版の導入前に知るべき基礎知識5つ解説
「エコキュートってよく聞くけど、実際どんな給湯器なの?」 「電気代が安くなるって本当?」 こうした疑問から調べ始めた方も多いのではないでしょうか。私たちは外壁塗装やリフォーム工事を行う中で、給湯器の交換や住まい全体の設備についてご相談を受ける機会が多くあります。 この記事では、エコキュートとは何かを専門用語をできるだけ使わずに解説し、2026年最新版として導入前に押さえておきたい基礎知識を5つに整理しました。仕組みや特徴だけでなく、現場でよく聞かれる疑問や注意点にも触れています。 エコキュートを検討するうえで、まず何を理解しておくべきかを整理したい方は、ぜひ参考にしてください。 ①エコキュートとは?他の給湯器との一番の違い エコキュートとは、空気の熱を利用してお湯をつくる電気式の給湯器です。 電気を使う点は同じでも、従来の電気温水器とは仕組みが大きく異なります。 エコキュートの基本的な特徴は、次の3つです。 空気の熱を利用してお湯をつくる 少ない電力で効率よく給湯できる 電気を使うため、ガスを使用しない この「空気の熱を使う」という点が、エコキュート最大の特徴です。電気で直接お湯を沸かすのではなく、ヒートポンプという仕組みを使って効率よく熱を集めるため、電気代を抑えやすくなります。 従来の電気温水器やガス給湯器と比べると、違いはより分かりやすくなります。 給湯器の種類 お湯の作り方 特徴 エコキュート 空気の熱+電気 省エネ性能が高く、電気代を抑えやすい 電気温水器 電気ヒーター 仕組みは単純だが電気代が高くなりやすい ガス給湯器 ガス燃焼 初期費用は抑えやすいがガス代がかかる ※エコキュートの仕組みをもう少し詳しく知りたい方はこちら 私たちがリフォームのご相談を受ける中でも、次のような誤解をされているケースは少なくありません。 電気の給湯器はすべて同じ仕組みだと思っていた エコキュートと電気温水器の違いが分からなかった 見た目が似ているため同じものだと勘違いしていた 実際には、見た目が似ていても給湯の仕組みやランニングコストは大きく異なります。特に光熱費の面では、エコキュートと他の給湯器では長期的な差が出やすいため、違いを理解しておくことが重要です。 このパートのポイント エコキュートは「空気の熱」を使ってお湯をつくる給湯器 電気温水器やガス給湯器とは仕組みが根本的に異なる 省エネ性能の高さが、エコキュート最大の特徴 ②エコキュートはどんな仕組みでお湯を作っているのか 画像出典: https://www.u-doctor.com/guidance/ecocute/merit.html エコキュートは「ヒートポンプ」という仕組みを使って、空気の熱を集めてお湯を作っています。 電気で直接水を温めるのではなく、空気中の熱を上手に利用することで、少ない電力でも効率よく給湯できるのが特徴です。 ヒートポンプの考え方は、エアコンや冷蔵庫と似ています。エコキュートの場合は、屋外に設置された機器で空気中の熱を集め、その熱を圧縮して高温にし、お湯を作ります。この工程に電気は使いますが、「熱を生み出す」のではなく「熱を移動させる」ため、消費電力量を抑えやすくなります。 エコキュートの仕組みは、大きく分けると次の流れです。 空気中の熱を取り込む ヒートポンプで熱を高温にする 作ったお湯を貯湯タンクにためる 必要なときに家庭内へ給湯する このように、一度作ったお湯をタンクにためておく点も、エコキュートの大きな特徴です。夜間など電気料金が安い時間帯にお湯を作り、日中はためたお湯を使うことで、光熱費を抑えやすくなります。 ※実際にかかる導入費用や相場についてはこちらで詳しく解説しています リフォームの現場でも、「なぜ電気代が安くなるのか分からない」という質問をよく受けますが、理由はこの仕組みにあります。電気を大量に使って水を沸かしているわけではないため、従来の電気温水器と比べて効率が大きく異なるのです。 このパートのポイント エコキュートはヒートポンプで空気の熱を利用する 電気で直接お湯を沸かす仕組みではない 夜間にお湯を作ってタンクにためることで電気代を抑えやすい ③エコキュートを導入すると何が変わるのか 画像出典:https://evdays.tepco.co.jp/entry/2022/08/04/kurashi25 エコキュートを導入すると、毎日の生活の中で「給湯の使い方」と「光熱費の考え方」が変わります。 見た目や使い勝手が大きく変わるわけではありませんが、住まいの裏側では確実に変化が起きます。 まず大きいのが、光熱費の構成です。エコキュートは電気を使う給湯器のため、ガス代がかからなくなり、電気代に一本化されます。さらに、電気料金が割安な時間帯にお湯を作ってためておく仕組みのため、給湯にかかるコストを抑えやすくなります。実際のご相談でも、「毎月の光熱費が管理しやすくなった」という声はよく聞かれます。 次に変わるのが、お湯の使い方への意識です。エコキュートはタンクにためたお湯を使うため、使い切ってしまうと一時的にお湯が足りなくなることがあります。そのため、家族の人数や生活リズムに合わせた容量選びが重要になります。 一方で、適切な容量を選べば、日常生活で不便を感じるケースはほとんどありません。 ※エコキュートのメリット・デメリットを整理した記事はこちら また、オール電化住宅との相性が良い点も特徴です。IHクッキングヒーターなどと組み合わせることで、住まい全体を電気中心の設備にまとめることができます。外壁塗装やリフォームのタイミングで、給湯設備もあわせて見直す方が多いのは、このような理由からです。 このパートのポイント 給湯にかかる光熱費の考え方が変わる 電気代が安い時間帯を活用できる タンク式のため、容量選びが重要になる オール電化住宅と相性が良い ④エコキュートが向いている家庭・向いていない家庭 エコキュートは省エネ性に優れた給湯器ですが、すべての家庭に無条件で向いているわけではありません。 導入後に「思っていたのと違った」とならないためには、事前に向き・不向きを把握しておくことが重要です。 まず、エコキュートが向いているのは、家族人数がある程度安定していて、毎日決まった量のお湯を使う家庭です。タンクにお湯をためて使う仕組みのため、使用量の予測がしやすいご家庭ほど、そのメリットを活かしやすくなります。また、夜間の電気料金が安いプランを活用できる環境であれば、給湯にかかるランニングコストを抑えやすい点も魅力です。 一方で、生活リズムが大きく不規則な家庭や、来客が多く一度に大量のお湯を使うケースが頻繁にある場合は注意が必要です。タンク内のお湯を使い切ってしまうと、再度お湯が沸くまで時間がかかるため、容量選びを誤ると不便に感じることがあります。また、設置スペースの確保が必要な点も、事前に確認しておくべきポイントです。 リフォームのご相談を受けていると、「とりあえずエコキュートにすれば安心」と考えている方もいらっしゃいますが、給湯器は住まい方に合っているかどうかが何より重要です。設備の性能だけで判断せず、家族構成や使い方を踏まえて検討することが、後悔しないためのポイントになります。 ※設置条件や注意点については、こちらで詳しくまとめています このパートのポイント エコキュートは使用量が安定している家庭と相性が良い タンク式のため、生活リズムによって向き不向きがある 設置スペースや使い方を事前に確認することが大切 ⑤エコキュートを検討する前に次に知っておきたいこと エコキュートの基本を理解したら、次に考えるべきなのは「自分の家で実際に導入できるのか」という具体的な部分です。 仕組みや特徴を知っただけでは、まだ判断材料としては不十分なため、いくつか確認しておきたいポイントがあります。 まず大切なのが、導入にかかる費用です。本体価格だけでなく、設置工事費や既存給湯器の撤去費用、補助金の有無などによって、総額は大きく変わります。また、給湯器は長く使う設備のため、初期費用だけでなく、ランニングコストも含めて考えることが重要です。 次に、デメリットや注意点も把握しておく必要があります。エコキュートは省エネ性に優れていますが、設置スペースや使い方によっては不便に感じるケースもあります。特に、家族構成や生活リズムに合っているかどうかは、導入前に整理しておきたいポイントです。 また、ガス給湯器など他の給湯設備と比較したうえで判断することも欠かせません。エコキュートが向いている家庭もあれば、別の給湯器の方が合っている場合もあります。ひとつの選択肢に決めつけず、条件を並べて検討することが、後悔しないための近道です。 エコキュートは「何となく良さそう」で決める設備ではありません。ここまでの基礎知識を踏まえたうえで、費用・注意点・比較といった具体的な情報を順番に確認していくことで、自分の住まいに合った判断がしやすくなります。 エコキュートを検討する際は、次のような情報もあわせて確認しておくと安心です。 給湯器の交換や住まいのリフォームを検討している方は、関連する記事もあわせて参考にしてみてください。 導入にはどのくらいの費用がかかるのか メリットだけでなく、デメリットや注意点は何か 自宅の条件で本当に設置できるのか まとめ エコキュートは、空気の熱を利用して効率よくお湯を作る、省エネ性の高い給湯器です。 仕組みや特徴、向いている家庭の条件を事前に理解しておくことで、「思っていたのと違った」といった後悔を防ぐことにつながります。 給湯器は毎日の生活に直結する設備だからこそ、流行やイメージだけで決めず、自分の住まい方に合っているかを整理することが大切です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 FAQ(よくある質問) エコキュートはどのくらいの年数使えますか? 一般的に、エコキュートの寿命は10〜15年程度とされています。使用状況や設置環境によって前後しますが、定期的な点検や適切な使い方をすることで、長く使えるケースもあります。 停電した場合、エコキュートは使えますか? 停電中は基本的に給湯はできません。ただし、タンク内にお湯が残っていれば、非常用として蛇口からお湯を取り出せる機種もあります。非常時の使い方は事前に確認しておくと安心です。 エコキュートは音がうるさいと聞きましたが大丈夫ですか? 運転音はありますが、近年の機種は静音性が向上しています。ただし、設置場所によっては音が気になることもあるため、隣家との距離や配置には配慮が必要です。
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