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塗料の果たす役割  

塗料について塗装知識 2022.01.28 (Fri) 更新

塗料の果たす役割

こんにちは、ハウスメイク牛久WEB担当の斉藤です。

外壁塗装を行う上で塗料の果たす役割は非常に大きいです。

外壁や屋根、部分的な木部、鉄部、ボードなどを保護するため、「素材保護」です。

「雨から護るための防水」ワックス効果的なことです。躯体の寿命を延ばす。

「紫外線から護る」これは塗膜劣化を防ぎ防水効果を損なわないということです。耐候性

「美観を整える」という大切な役割もあります。「藻類やカビなど汚れから護る」防藻・防カビ性

 

塗料を塗ってどれくらいの期間維持できるのか

耐久年数は劣化の状況、素材の種別、住宅の環境などによって違ってきます。一般的に期待耐久年数をとらえる指標は「促進耐候性試験」といわれる実験の数値で表しています。これは照射実験で時間経過と塗膜の表面の光沢の度合いをグラフに示して評価しています。10年相当で光沢の保持率が80%をを維持できると「耐候性1種」というレベルで呼ばれます。最近では15年相当、15~18年、18~20年、20年以上という塗料が出ています。しかし経験で言わせてもらうならば、促進耐候性試験の結果は10年程度でも塗装職人がしっかりと塗りこんだ現場ではそれ以上の結果がでることがあります。

塗料は「水または溶剤(塗料専用シンナー)」、「添加剤」、「樹脂」、「顔料」で成り立っています。「水、または溶剤」を規定通り(季節によっての温度や湿度)の割合で希釈して初めて性能を発揮します。その希釈が無希釈だったり、薄めすぎてしまったりしてしまえば期待する効果や耐久性は発揮できません。

水での希釈塗料を水性塗料、溶剤での希釈塗料を溶剤塗料と呼んでいます。2種類(主材と硬化剤)を混ぜ合わせて使うものを2液塗料と言っています。溶剤も弱溶剤と強溶剤(専用シンナー、臭気が強い)があります。昨今では戸建て住宅の塗装では弱溶剤が使われることが大半です。水性塗料だから耐久性が劣るというのはひと昔前の話で、水性塗料でも同等の性能と耐久性は発揮できます。

 

塗料の果たす役割が大きいということは、予算が取れるのであれば高機能で耐久性の長いものを選ぶことが得策です。但し積算された工事費が不当な計算によるものであれば「高額なものを選んだから安心という判断」は危険です。「安い材料を高くクチコミで洗脳」「安い材料を高く売る」という具合では困るのである程度は学習し手置く必要があるのです。また昨今出回る「オリジナル塗料」と称するものはネットで調べられないので危険率は高いです。要は商品なので余分なコストがかかっているので高くなることが多いです。

 

どんなタイプの塗料を選べばよいか

樹脂や機能のタイプでみれば「アクリル樹脂系塗料」「ウレタン樹脂系塗料」「アクリルシリコン系塗料」「セラミックシリコン系塗料」「ラジカル制御形塗料」「フッ素樹脂系塗料」「無機系塗料」という分類です。「ピュアアクリル」というガラスに近い性質で耐久性が長いといわれる材料には注意が必要です。実際に紫外線劣化を引き起こしやすいものが多いので5年点検時に伺ったときにすでに「チョーキング」という紫外線劣化の症状が出てしまっていました。「伸びる塗料」という触れ込みですが、実際に塗膜では亀裂に追従できません。またでもストレーションで「折り曲げても大丈夫」と言われましてもそんな状態になるほどの地震が来たら住宅は倒壊してますね。お勧めは「ラジカル制御形塗料」「無機系塗料」でしょう。機能性・耐久性は申し分なし。無機系塗料は少し高めの価格設定とはなります。延べ床面積が35坪位であれば積算上の価格の差は15万円前後と思われます。30万も50万も費用の差をつけて積算する業者は信用してはなりません。値引で対処して即決をしたい口実のようなものです。

 

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