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外壁塗装の流れを知ろう!9つの工程で完璧な仕上がりに

外壁塗装の流れを知ろう

こんにちは!ハウスメイク牛久です。

このページでは、外壁塗装を行う前にどのような工程があるのかどのような流れで進められるのかを詳しく説明いたします。

外壁塗装の流れを知ることで自宅の工事がどのような工程を経てどのくらい費用がかかるのかを把握することができるので、塗装の流れを知って安心してから業者に依頼してくださいね。

 

外装塗装の流れ 9つの行程を解説

外壁塗装の流れは大まかに、「足場組み→高圧洗浄→養生→下地調整→下塗り→中塗り・上塗り→部分塗装・各所仕上げ→立ち合い検査→足場解体・引き渡し」の9工程からなります。

工事期間は2週間~4週間程かかります。

足場組み(足場の組み立てと飛散防止ネット掛け)

足場

足場を組むことにより職人の安全を保ち塗装技術を余す事なく発揮します。

建物の外側に組まれる足場は、かけて払うので「掛け払い」と見積書に説明書きしてあったりします。

一般的には外周×高さ(実際に組み上げる面積)で計算されます。
㎡辺りの単価は600円~800円が相場で、総額が10万円を超える費用になりますので「となりで、近所でやってるからサービスします」なんてことはありえません。

この項目が見積書に入ってない場合は悪徳業者も多いので確認して気を付けましょう。

飛散防止ネット足場に上から下げるメッシュネットの事です。

4面に下げるため、足場面積と同じ面積×@100~150円が相場です。

高圧洗浄

屋根や外壁に付いた汚れや藻、コケ、チョーキングなどを高圧洗浄機できれいに洗い流します

この時、水だけでなくバイオクリーン洗剤などを併用して洗浄します

養生

養生

塗装を行う際に、塗装しない部分にペンキが付着しないよう特殊なビニールで保護して汚れないようにします

主にドア・窓・玄関前床・基礎・基礎周りの床などに養生を施します。

きれいに養生できている職人は塗り仕事も上手なんです。

作業量に応じて積算しますが、㎡単価で調整し費用を算出します。

項目の総額で40000円~70000万円前後が相場です。

下地調整

クラック

古い塗膜や錆を取り除きひび割れや継ぎ目などの補修をします。

クラック(ひび割れ)補修や窯業系サイディングボードの目地交換を行うことが多いです。

この時、雨樋交換・破風板板金・大工による木工事・屋根の漆喰補修などをすることもあります。

下塗り

下塗り

下塗り材は色は無色(乳白色)または白で、基材に合わせた塗料で丁寧にしっかり下塗りします。

上塗り材は材料費が高いのですが、下塗り材もほぼ同額レベルの塗材もあり、弊社ではシリコン浸透シーラーEX(万能型下塗り材:屋根でも外壁でも使える高密着の下塗り材)を使うことが多いです。

見積書では下塗り単価は㎡辺り600~1000円が相場です。

下塗りがかなり安い他社の見積もりを見かけますが、不安に感じてしまいます。

なぜなら下塗りがしっかりとしてないといい塗装はできないからです。

中塗り・上塗り

中塗り

下塗り後に仕上がりの色になる中塗り材と上塗り材を塗っていきます

下地に含まれた水分によって施工不良が起こるので、塗装の工程は1回塗り終わるごとに4時間~1日以上の乾燥時間が必要です。

中塗り・上塗りは同じ塗料を使うこともあれば異なる塗料を使う場合もあり、メーカーや塗料の種類により変わってきます。

外壁塗装は三度塗りが基本で、模様をつけたりさらなる耐久性を求めたりする場合は四度塗り、五度塗りする塗料もあります。

見積書では中塗り・上塗り単価は㎡辺り2200~5000円が相場で、使用する塗料により価格に幅が出るところです。

塗料の価格差は耐久年数にも響きますので、長い目でメンテナンスを考えて塗料を選ぶ事をお勧めします。

ショールームを持っている業者で実際の見本を見て決めるといいでしょう。

部分塗装・各所仕上げ

部分塗装

必要がある場合は軒天・破風板・雨樋など屋根から雨水がつたわりやすい場所をしっかり塗装し、他細かい部分も各所丁寧に塗装を仕上げていきます

部分塗装は破風板・鼻隠し・軒天・霧除け・帯板・雨戸・戸袋・雨樋・笠木・水切り・ベランダ(内側)・ベランダ床・シャッターBOX・換気フードなどを塗ることがあります。

各場所によって換算単価が異なりますが、破風板はメートル換算することが多いです。

軒天は㎡数で換算します。

戸袋や雨戸は枚数換算雨樋はメートル換算又は一式として換算します。

ベランダ床は住宅の状況によりご提案しますが、ウレタン防水塗膜仕上げ・FRP防水仕上げにする事が多く、外壁と色も塗料も変えることがあります。

また金属部分に使う下塗り材と外壁に使うものでは別塗料になる為、軒天は素材と現行に塗布してある塗材(水性仕上げか溶剤仕上げか)によって変えています。

上記のように部分塗装は手間のかかる塗装でもあり、下地処理や刷毛使い、養生なおしなど細かい作業の連続なので分量が多ければそれだけ手間と料金が増えてくるので、一概に相場金額が出ないところです。

最終検査・立ち合い検査

立会検査

職人が仕上がりの最終検査をした後、最後にお客様に立ち会っていただき塗装結果を確認していただきます

足場解体・引き渡し

足場を解体し家回りをキレイに清掃したら工事完了です。

 

外壁塗装の流れを知ろう!まとめ

外壁塗装は一見複雑に見えますが、9つの工程を経て完璧な仕上がりを追求します。

それぞれの工程は重要で、一つ一つが最終的な仕上がりに大きく影響します

この記事を読んでいただき外壁塗装の流れを理解して自宅のメンテナンスに役立てていただければ幸いです。

ハウスメイク牛久では外壁塗装に関する疑問などお客様のご相談に無料で対応させていただきます。

見積もりのご依頼でしたら、これまでの経験を元にお客様のニーズに合わせた最適な塗装を提供いたします。

ご検討中の塗料がありましたら色見本塗料の細かな特徴実際の値段を弊社ショールームでご案内しております。

ハウスメイク牛久ではリフォーム外装施工ご相談を心よりお待ちしております。

現在牛久市、つくば市、龍ヶ崎市、土浦市、阿見町にて工事進行中です。

現場見学もできますのでお気軽にお問い合わせください。