外壁塗装の差はどこにでるのか
こんにちは、ハウスメイク牛久 土浦店のSAITOです。
電化製品などを購入する例
掃除機が欲しくてどこで買おうかと考えたときに少しでも安い店を探します。掃除機という商品は、どこで買っても品物に差がないので早く安く手に入るところを探します。大型家電屋さんもよし、ジャパネットでもよし、価格.COMでもいいです。また万が一製品が思うようなものではなかったとしても、買いなおしができる範疇の金額です。ダイソン・シャープ・東芝などの掃除機で機能がそれぞれ違うので次はこの機能・性能のものを選ぼうと明確にきめることもできます。
塗装工事の場合のPOINT
それに比べ塗装工事はどうでしょうか。買う場所は業者になり、製品メーカーは塗料メーカーになり、機能・性能は条件が違ってしまうと同じような効果が出ない場合が考えられます。経年劣化した外壁や屋根に行うため、1軒1軒条件が違ってくるのです。激しく劣化していてひび割れがひどい場合もあります。素材がモルタルだったり窯業系サイディングボードであったり、鉄製のもの、木製のものなど様々で多彩な条件ができてしまいます。そのようなことを含め考えると担当者の目利きがないと適正な提案ができないと思います。
営業力・目利き
目利きが効くためには経験が必要です。現場調査時にしっかりと見切ることが大事です。素材となる外壁・屋根の状況がどの塗料なら一番相性が良く耐久できるかを判断し、デザイン性などを考慮し最善案を考え積算しなければなりません。若い人だから経験がない、年配者なら安心できるというわけではありません。経験してきた過程と場数がしっかりとあれば良いのです。1年に数十棟しかやれない会社で育つのと、年間300棟以上こなす会社で育つのでは営業さんも力量が違っています。塗料のメーカーについては下記代表的な塗料会社の製品であれば問題ないと思います。
日本を代表する塗料製造会社
・日本ペイント ・関西ペイント ・SK化研工業 ・水谷ペイント ・ダイフレックス ・スズカファイン ・菊水化学工業 ・東日本塗料 ・フジワラ化学工業 ・日本特殊塗料 ・山本窯業 ・アステックペイント ・プレマテックス ・大日技研工業などです。オリジナル塗料を販売しているリフォーム会社も多いですが今一つ信用性に欠けると私は思っております。
水性塗料と溶剤塗料
・塗料は缶を開けてそのままでも使える状態ではありますが、水か塗料シンナーで薄めて使います。希釈分量は塗料事に違っています。また季節によって分量を変えています。溶剤塗料の方が多少艶が際立つようです。耐久性には影響ありません。
1液タイプと2液タイプ
・1液タイプは硬化剤無し、2液タイプ硬化剤がセットになっています。水性でも2液タイプはあります。溶剤2液タイプは業務用で多く使われています。ホームセンターなどで市販されているものは水性1液タイプとなっていることが多く使いやすさが特徴です。硬化剤とは、主材と混ぜ合わせることで効果を発揮する材料のこと。2液型は、硬化剤と混ぜ合わせることで初めて塗料として使用できるようになります。硬化剤は乾燥を早めるためのものではありません。入れすぎにも注意が必要です。弾性力を強めるための弾性硬化剤というものもあります。
クリヤー塗料について
近年、住宅の外壁はサイディングボードが主流になってきております。中でも、自然石やレンガ、南欧風など高い意匠性はサイディングボードの大きな魅力です。サイディングボードではその美しい意匠性を保ち、美観を蘇らせるためにクリヤー塗料で塗装することをお勧めします。著しく劣化したサイディングへ塗装すると意匠性が劣る為、クリヤー塗装は避けて下さい。サイディング材の種類(フッ素、光触媒、無機コート等)によっては密着不良を起こす可能性があります。あらかじめ試験塗装を行って密着性を確認してください。クリヤー塗料にもシリコン系・フッ素系・無機系があります。ハウスメイク牛久 土浦店ではプレマテックス社のクリスタルコート又は日本ペイントのUVプロテクトクリヤーをお勧めしております。プレマテックスではクリヤー塗料の下塗材としてハイパークリヤーベースがありますので難付着性のボードでも対応可能です。
現時点での高性能塗料は
「ラジカル制御形塗料」、「ナノポリマーシリコン樹脂塗料」、「無機系塗料」、「有機と無機のハイブリッド系塗料」がお勧めです。いずれも促進耐候性試験の結果が80%の光沢を15年以上保持できていれば優良な塗料と言えます。
外壁塗装の差はどこにでるのか?
上記載してきたようなことをしっかりと経験として理解でき実践できる会社や担当さんに任せましょう。信頼できると判断したらあとはすべて任せましょう。ハウスメイク牛久ではスタッフ7名全員が「外壁診断士」の資格を取得しています。安心して御相談にいらしてください。
職人と塗料、会社と担当者などのバランスがすべて一定レベル以上になっていて初めて