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コロニアル メンテナンス 土浦市外壁塗装専門店 ハウスメイク牛久

ハウスメイク牛久土浦店 WEB担当 SAIZOです。

35歳で塗装業界に転職したばかりの頃、よく屋根ばかり見て歩いていました。初めての契約が屋根塗装の依頼だったこともありますけれど。外壁塗装の相談の比重は8割といっていいほどです。その中の半数は外壁・屋根塗装の相談です。

屋根の大切さは御承知と思いますが、もし屋根がなかったら、さあ大変。風は吹きまくり、雨も雪も避けられずとても快適な生活は送れません。熱い日差しからも、台風などの強烈な雨からも守ってくれているのが屋根なのです。塗装の目的は保護。しかし塗膜レベルでは厳しい環境に置かれている屋根を長期間にわたり「護る」ことは難しいと思って下さい。

「いったい、我が家の屋根は今、どんなふうになっているのか」「色がおちていたり、カビだらけになっていたり」しませんか。心配だけど手をこまねいていませんか。ハウスメイク牛久では、繁忙時期に屋根の点検(雨漏り含む)・見積り依頼などが月に20件以上ございます。以前は業者と待ち合わせをして、梯子をかけて、命をはって出かけたものです。現在は半数以上がドローン調査で行っていますので楽になりました。

 

屋根工事の8割はカラーベスト

カラーベストとは「平型化粧スレート」のことです。素材(原料)は、セメント・けい砂を原料として繊維で補強してできています。SIZEはKMEWのグラッサを例とすると、910×414.暑さで5.2㎜。重さで3.4㎏となっています。重なり部分がございますので3.3㎡(1坪)あたり約68㎏となります。和風の陶器瓦・セメント瓦にくらべれば1/3程度です。施工性、単価的に扱いやすいとあって新築時からこのタイプの屋根になっているケースは多いです。似たようなもので「アスファルトシングル」という屋根材もありますのでよく見極めをしてください。わからなければ建築図面などのファイルの中に屋根材の名称記載がありますの確認をしておきましょう。

下記画像はアスファルトシングル

下記画像はコロニアル(KMEW)

 

カラーベスト・コロニアルの製造年月日で劣化状態はちがう

ノンアスベストなのか・アスベスト含有なのか:かつては高性能の鉱物繊維として建材に多用されてきたアスベストは、その危険性が知られるにつれて使用が規制されるようになった。その規制は1975年を皮切りに段階的に強まり、2006にはアスベスト含有製品が全面禁止となりました。2006年以降製造のカラーベストは弱くて劣化が激しい。10年未満で亀裂・剥離などが多数でてしまい問題となっています。2006年前後(多少さかのぼってみると2000~2015年前後)の製品が使われた経緯のある施主様は、瓦の製造会社と商品名を調べておくと良いです。

この状態の場合は塗装工事は不可です。葺き替えになります。(ガルバニウム鋼板のカバー工法葺き替えをお勧めしてます)

瓦を完全に撤去して葺き替えもできます。現在出回っているスレート瓦は改良されているので問題はでていません。下記画像はKMEWの屋根材の紹介です。ハウスメイク牛久では塗装専門店ですけれど、カラーベストからカラーベストへ、セメント瓦からカラーベストへ、カラーベストからガルバニウム鋼板への葺き替え工事も承っております。屋根案件10に対して8案件が屋根塗装、2案件が葺き替えという割合となっています。

 

 

カラーベスト・コロニアルの塗膜劣化

新築当初のカラーベストの塗膜の変化は、建築条件によって(立地条件)一概には表しにくいです。経験上でお話しますと、早いものでは5~6年で色が抜けてしまう事もあります。塗膜が紫外線や雨水におかされますので、平均10年前後に手入れの時期を迎えているようです。再塗装の場合は前回の塗装に起因していますので7~10年前後で再塗装となっています。前回工事でタスペーサー(雨漏り防止部材)を設置していて、塗料も耐候性に優れたものを丁寧に施工していれば12~15年耐久することもできます。外壁に比べると屋根塗装は、条件が厳しいので耐久年数も少し短めにみておきましょう。

 

カラーベストは再塗装できるか?

カラーベストはもちろん再塗装可能です。但し状態次第です。一度目の塗装の際にタスペーサーが入っておらず、水が溜まりやすい状態のまま10年も過ぎてしまうと不可の場合もあります。素材が割れやすくなっている場合は駄目です。周期的には10~12年前後で塗装をしっかり行い管理していくことが良いでしょう。経年で40年以上の場合は瓦本体の体力不足で塗装メンテナンスはお勧めできません。30~40年、40年以上の場合は下地も確認しておかなければ不安要素が残ります。

屋根塗料の種別と違い

 機能的な分類は、遮熱塗料断熱塗料・ラジカル制御形塗料一般的な塗料(無機能ではないが耐久性に欠ける)に大別されています。素材的な分類は無機系塗料、フッソ系塗料、シリコン系塗料、ウレタン系塗料などに分かれます。その他水性塗料なのか、弱溶剤塗料なのか、1液タイプか2液タイプなのかという分類もできます。もちろん、製造メーカー別に分けたりもします。

主な屋根塗料メーカー

関西ペイント・日本ペイント・エスケー化研・水谷ペイント・スズカファイン・キクスイ・プレマテックス・アステックペイント・日本特殊塗料・ダイフレックス・シンマテリアルワンなどがあります。あまりメジャーでない会社の塗料は実績や評価が不明確なので避けるほうが賢明と思います。

遮熱塗料と断熱塗料の違いは

前にもブログで触れました。遮熱塗料はメーカー問わず、機能的な効果はほぼ同じくらいの結果がでています。太陽光(近赤外線)を跳ね返して屋根の表面温度の上昇を抑える。夏場で20℃前後低減効果があると言われるものです。断熱塗料とは反射機能断熱機能を両方備えているものです。断熱とはハチの巣状の中空ビーズ層が熱の侵入を防ぐというもの

ラジカル制御形屋根塗料

特殊光安定剤を配合し、日射による発生するラジカルを効果的に捕捉でき、耐候性を向上させるというもの。従来のシリコン屋根塗料をはるかに凌ぐ耐候性。

 

ハウスメイク牛久推奨の屋根塗料

1.GLASTAGEシリーズ ECO  ROOF(2液弱溶剤多重ラジカル制御形高日射反射率屋根用無機塗料)プレマテックス製

2.ケイセラⅡ (耐候性強化色又は遮熱色・2液弱溶剤多重ラジカル制御形変性無機塗料)プレマテックス製

3.快適サーモSI(2液弱溶剤高日射反射率屋根シリコン塗料  環境省ETV取得 JIS  K  5675 2種1級取得)水谷ペイント製

4.サーモアイ4F(2液弱溶剤4フッ化フッ素樹脂高日射反射率塗料)日本ペイント

5.パワーフロンマイルド(2液弱溶剤フッ素樹脂塗料)水谷ペイント

6.パワーシリコンマイルド(2液弱溶剤シリコン樹脂塗料)水谷ペイント

ファインパーフェクトベスト(2液弱溶剤形ラジカル制御屋根塗料)日本ペイント

費用の目安:仮設足場を除く:㎡当たり2,500円~6,000円(一般的シリコン樹脂~多重ラジカル無機塗料までかなり違います)

※ハウスメイク牛久としての推奨塗料のベスト7です。塗装は材料と方法、職人技術が大切です。塗装する(塗膜をつける)際に下地を作る(高圧洗浄/トルネード洗浄、補修作業、)ことが大切です。また塗料の扱いも適当に行うと、硬化不良を起こし剥離します。剥離するということはお金を捨ててしまうのと同じです。(お金をかけて塗装した塗料がなくなるのですから)

ハウスメイク牛久が、牛久・土浦を中心にお客様から支持されることが多い理由は、創業30年以上の実績と職人さんの評価が高いからではないでしょうか。

・ハウスメイク牛久では2021年土浦市、かすみがうら市、石岡市を重点戦略地域として営業しております。屋根塗装で御検討されているお客様、是非この機会にお問合せ下さい。来店御、またはWEB相談などの予約を承っております。宜しくお願いいたします。

 

カラーベスト・コロニアル等の葺き替え工事

カラーベスト・コロニアル等は比較的軽量のため、瓦を剥がさず上からカバー工法で葺き替えすることが得策です。

剥がすことのデメリット:手間の問題、廃棄処分の問題、コストの問題があります。

カバー工法のメリット:手間数が減る、処分費がかからない、少しでも安くできる。

費用の目安(ガルバニウム鋼板断熱材タイプ)

仮設足場を除く:㎡あたり11,000円~14,000円(屋根形状や仕様商材によって違います)

費用の目安(ガルバニウム鋼板 瓦調タイプ)

仮設足場除く:㎡当たり12,000円~16,000円(屋根形状や仕様商材によって違います)

 

 

 

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