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光触媒系サイディングボード・クリヤー塗装について 

塗料について塗装知識 2021.11.28 (Sun) 更新

こんにちはハウスメイク牛久 土浦店WEB担当のSAITOです。

昨日当たりから朝晩の冷え込みがきつく感じられます。日中も風が吹くと寒さが身に沁みました。いよいよ冬将軍到来ですね。

ハウスメイク牛久 土浦店は12月26日までが年内営業となっており、2022年は1月の7日からスタートとなります。皆様も年末・年始の休暇中に住宅のメンテナンスの相談をされる方もいらっしゃられると思います。WEBサイトから新年来店相談予約もできますので御利用下さい。外装・内装を含めどんな御相談でも受付いたしておりますので宜しくお願いいたします。

最近の御相談の内容例といたしましてもっとも多いのが外壁塗装・屋根塗装です。それに次いで屋根の雨漏り相談や屋根の老朽化に伴った葺き替えの相談です。やはり雨が降るたびに雨漏りがするようでは生活も落ち着かないですし、痛みも進んでしまいます。瓦のズレや、漆喰部分などから入り込むことが多いです。またコロニアルと呼ばれる薄い瓦もアスベスト含有の制限が加えられたころから材質がもろく塗装では不十分であると判断されることが多いので、カバー工法による葺き替え需要が高まっています。

外壁に使われる窯業系サイディングも進化を遂げており、KMEWから「光セラ18,光セラ16」などの光触媒系のサイディングボードが出ています。これは汚れが付きにくい特殊なコーテイングを施しているもので塗装時に注意が必要です。NICHIHAからはプラチナコート300というハイブリッドコートがかかっているボードがでています。(新築から塗装までに15年以上は綺麗な状態に保つことができる)

このような進化している外壁材の塗装工事においては、塗料や塗装工程・方法もマッチした内容で対応しないと外壁が台無しになってしまいます。特に光触媒系のボードの場合に注意が必要です。できれば意匠性を損ねない「クリヤー塗装」で行いたいという要望が大半です。しかし、日本ペイント・関西ペイント・SK化研工業などをはじとする「クリヤー塗料」の但し書きに「光触媒系の窯業サイディングボードには対応していません」と書かれています。これは光触媒系ボードのコーティング材とクリヤー塗料の相性が悪いということです。剥離などを引き起こす可能性が高いということです。そんなことも知らない業者が半数と言っていいでしょう。

そこでハウスメイク牛久ではプレマテックス社のパートナーズショップという利点を生かすことができます。プレマテックには唯一下塗り材とクリヤーの1工程目を兼ねた「クリヤーベースハイパー」という塗料をつかうことができます。この下塗り材を塗布すればその上に高耐候性のクリヤー塗料を塗るだけで完成できます。

上記載のクリヤーベースハイパーと相性の良い仕上げ材が「CRYSTAL COAT クリスタルコート」です。クリスタルコートは2液弱溶剤形UVカット無機クリヤー塗料です。難付着性のサイディングにも抜群の密着力。サイディングの意匠を損なわずに長期的に外壁を守ります。(紫外線吸収剤がUV-A波・UV-B波を吸収・放出)

 

サイディングボードの取付方法が釘打ちか金具止め工法かによって、シーリングが施してある分量が違ってきます金具止め工法の場合は竪目地が少ないです。塗装工事の際はシーリングの打替えや打増しなども大切な防水工事です。竪目地、窓廻り、入隅部分、軒との境目の横目地などを見直す機会です。十分なほどいい状態を保っている場合には無理に行う必要はないです。(今後のメンテナンスのサイクルなどを考慮)コーキング材は一般的に汚れの付きにくいノンブリードタイプの高耐候のものをお勧めします。最近ではオート化学の「オートンイクシード」を使っているところが多くなっています。耐久実験上で30年耐久するという結果が出ているからです。

 

窯業系サイディングボードでクリヤーでなく通常のカラーリングで行う場合

通常の1色での塗りつぶしで塗装工事をする場合に、ボードの状態も悪くない、できるだけ長く持たせたいということであれば4工程塗りの工法(プラスワン・オーバーコート)をお勧めします。回数も材料もプラスなので予算も15万円~20万円程余分に見てもらうことになります。しかしこのプラスの予算で5年以上塗膜寿命が延びれば大きな収穫ではないでしょうか。

勿論、通常の3工程の塗料もラジカル制御がきいた無機系塗料であることが望ましいですが、4工程目のオーバーコート塗料が5~10年前後3工程で仕上げた塗膜をガードしますので高耐候のシリコン樹脂塗料にプラスワンしても耐久性は飛躍的に向上します。

ハウスメイク牛久では耐候性に優れた塗料を取り揃えております。以下の通りが高耐候性、長寿命の見込める仕上げ材です。

日本ペイント ファインパーフェクトトップ・パーフェクトセラミックG

関西ペイント ダイナミックトップ・ダイナミックMUKI

SK化研工業:プレミアムシリコン・プレミアムMUKI

プレマテックス:ラジセラプロ・ウルトラSI・ケイセラⅡ・グラステージシリーズ・インテグラルコート(オーバーコート材)・ウルトラTOP(オーバーコート材)

インテグラルコート補足:車の塗装技術を応用した住宅市場、もっとも完璧な塗装工法(保護・強化・延長)4工程目のトップコートに塗布することで上塗材を長期的に保護、塗膜の耐候性、耐久性を高め、期待耐用年数の延長を可能にします。UVAの入った無機塗膜が効果的に紫外線を遮断。TI02(酸化チタン)は配合しないため、ここでラジカルは発生しません。ラジカル制御の先をいく、ラジカルが出ない塗膜。あらゆる部位の塗膜に絶大な威力。優れた低汚染性も発揮。インテグラルコート(2液弱溶剤形上塗材保護コート)とインテグラルコートアクア(2液水性形上塗材保護コート)の2種類で対応。

ウルトラTOP:基本的にはインテグラルコートと同じ機能をはっきします。屋根の遮熱塗料の仕上げにも有効です。遮熱塗料の仕上げにウルトラTOPを使用することで、遮熱効果の長期的持続が期待できます。

 

高意匠性サイディング・光触媒系サイディングの塗り替えは下地の状態が良いうちに行うことをお勧めしています。新築時から10~15年、再塗装後から10年~13年前後という年数で、状態が良いうちに再塗装することがポイントです。防水性を損ね変形や破損・欠損となってしまいますと塗装では補えないので交換工事となってしまいます。交換する際には大半が生産終了となっていて同じデザインのものが入らないことが多いです。費用も余分にかかってしまいます。

塗装工事を提案する際に、提案者(営業)がしっかりとした知識と経験がないとありきたりの工事になってしまいます。弊社では営業7名全員が「外壁診断士」の有資格者であり20年以上の経験者です。

相談しても安心、任せて安心、地域密着型のショールーム併設店はハウスメイク牛久が一番ですよ。お待ちしています。来店御予約大歓迎!(担当者が待機してその場でお話ができますので)

 

★2022年1月・2月 来店&見積もり御依頼のお客様に「お楽しみ袋」をプレゼントしております。(牛久店・土浦店)

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